スイカとパスモをお得に使いこなしましょう。
Suica(スイカ)は、2001年11月18日に東日本旅客鉄道(JR東日本)が東京近郊区間で初めてに導入された、ソニーの非接触型ICカードFeliCaの技術を用いられたカードの事であり、主に乗車カードや電子マネーとして利用できるカードのことあります。また、JR東日本の登録商標でもあります。また、これに準ずるものとして、東京モノレールが発行するモノレールSuica(スイカ)と東京臨海高速鉄道が発行するりんかいSuica(スイカ)とが存在します。なお、2007年10月末現在の発行枚数は約2,254万枚です。
非接触型ICカードであるため、財布やパスケースなどから取り出す必要はなく、ケースごとタッチしても利用することができます。但し、本カードと改札機との通信時間を確保するため、Suica(スイカ)やパスケースなどを読み取り機にタッチさせて改札機を通過できるという便利なシステムから『タッチ&ゴー』というフレーズで話題を呼びました。
PASMO(パスモ)とは、株式会社パスモが発行する鉄道・バスの共通乗車カードのことであり、非接触型ICカードのことです。
2007年(平成19年)3月18日からサービスが開始されました。
PASMO(パスモ)は、事前に入金(チャージ)を行うことによって、その金額分を使用することができる制度です。また、クレジットカードに紐付けるオートチャージ対応カードもあります。
加盟する交通事業者は、現在のパスネットおよびバス共通カード加盟事業者を中心とした、関東の鉄道及びバス事業者の他に、静岡県や山梨県の一部分にも拡大されています。
ちなみに、PASMO(パスモ)は、2007年11月末現在での発行枚数は、約621万枚である。なお、サービス開始から1か月弱で300万枚を売り上げ、在庫が僅少となったため、同年4月12日から9月9日までPASMO定期券を除いて一時発売を停止していた。また、クレジットカードによるオートチャージパスモも4月13日から9月28日まで申し込み受付を一時期停止していました。
パスモは、加盟事業者のうち鉄道駅にある自動券売機・定期券売り場・窓口やバスの営業所などで購入することができます。鉄道事業者のなかには対応路線の全駅で購入可能だったり、バス事業者によっては車内販売も行っている場合があります。
パスモ定期券を除く、記名PASMO(パスモ)と無記名PASMO(パスモ)の発売額は1,000円、2,000円、3,000円、4,000円、5,000円、10,000円の6種類(一部事業者では1,000円から20,000円までの1,000円単位)で発売されています。発売額についてはデポジット500円が含まれており、利用可能額は発売額-500円です。デポジットは電子マネーの金額や運賃に充当することができませんが、パスモが不要になった時に返却されるシステムとなっていります。